最弱セキレイ無能こと久能と、その葦牙のハルカの脱出作戦決行前夜の帝都とセキレイ達を描く「セキレイ」第10話。
「クズの人」瀬尾を語り部代わりに、ようやくM・B・Iの状況やら帝都に散らばるセキレイ達の勢力図を計画の進行に重ねて説明してくれる。
有力なセキレイと葦牙が帝都の4方面をそれぞれ押さえているようだ。 M・B・Iの懲罰部隊のセキレイ以外の勢力は、南を御子上。これは廃棄ナンバーを操っているが、男のセキレイもいる様子だった記憶が。
西を真田。これは未登場か?これ以上キャラ多くても収拾つかないからかまわないだろう。
東を氷峨。これは入院中の葦牙の命をカタに鈿女を脅している奴だろう。
そして北は般若、いや、美哉か。出雲荘でセキレイ達を匿いながらも、亡夫の秘密を持ったまま。瀬尾も脱出計画への協力に気乗りしない様子だが、世話になっている美哉の頼みは断れないわけか。
その瀬尾のアイディアでは勢力圏の北側から帝都を脱出する計画。東北本線荒川橋梁(これはイメージです)の鉄道橋を渡るらしい。
松の力でM・B・Iの偵察衛星にハッキングして攪乱する1時間のあいだに決行予定。懲罰部隊との対決に気合充分な結だけど、草野を加えただけでは心許ない。次回予告で結の死亡フラグ宣告だけど、どう切り抜けるか。
結が心配なのか計画の実行が心配なのか皆人の気持ちを測るような月海は、皆人の手を胸に押し当てて一人血迷った挙句に水垢離。「戦うのがセキレイの正義」の月海は脱出計画に反対で参加しない。風花は皆人に気がありそうだが、高みの見物なのか傍観者でいるか。
この二人は最終バトルには参戦するのだろう。
焔(篝)は体調の変化をさかんに描いているが、このままフェードアウトか中立を保つか。
一向にまぐわう気配のないユカリと椎菜の関係は引っ張ったままでここまで来たが、御子上に監視されていることもあるし、この最終バトルのドサクサに紛れて羽化するか。
風呂敷を広げきったところで、話の着地点を帝都脱出に絞ったようだが、まだまだ整理していない設定と伏線をどのようにまとめるつもりか。全12話で残りは2話。
原作は連載中のようだから、アニメではセキレイと葦牙の総力戦で華々しく、しかし細部は適当に終わる予感がしないでもない。
セキレイ同士のバトルロイヤルのはずが、皆人の自己満足(月海からするとそう見えるだろう)な人助け作戦で終わるとすれば、話が矮小化して寂しい。
ギャルゲ原作みたいな演出過剰気味なキャラのアップ、例えばキラキラした久能なんか可愛かったけれども、友岡新平のキャラの描き分けが弱いので、一瞬どのキャラかわからないのが困り者。
COMMENT