狼人間編は残念な出来だったけれど、シリーズ通してみると盛り上がりもせず、かと言って破綻もせず、いかにも岩崎良明監督らしい「我が家のお稲荷さま。」
その23話は原作の短編に相当するのか、佐倉美咲ダイエットスペシャル。最初は単なる妄想ドジッ娘、掻き回し担当だと思っていたが、制作陣には愛されているキャラかも知れない。
超鈍感男の昇とは案外良いコンビ。美咲の健気さも昇のスルーっぷりで一層引き立つ。
季節はクリスマス後、冬休み前の年末。その割に慌ただしさを画面から全く感じさせないのも、お稲荷様ワールド。世間の動きとは関係なく、美咲の妄想と思い込みでこの世界は回っているかのような閉塞感ある構成は1話完結の話数では効果的かもしれない。
最大の事件は年末年始を前に、美咲の体重が増えたこと。
家計費節約を命じられたクーとコウも、美咲のダイエット大作戦に巻き込まれて話が進む。
成り行きで高上家でのダイエット合宿は、美咲にとって願ったり叶ったり。
お泊り準備をする美咲に勝負下着としてパンツ渡す思いやりは良いけど、そこはブラも揃えた上下セットで渡すだろうと、突っ込まずに入られない。
勝負パンツを使うまもなく、料理の準備や自分をさらけ出せない気苦労から、合宿明けはフラフラの美咲。合宿効果は出たようだけれど、自分を飾ってまで超鈍感男を振り向かせるのは大変。
何となくこのまま行きそうな、この先宮部紅葉との鞘当てもありそうな、美咲シナリオのプチエンド。
ダイエット中のコウは巫女装束の中にサカサエンはじめアイテム一杯。そのまま量れば、そりゃ重いわ。ドジッ娘も良いが、そろそろ護り目の活躍を見たいのだが。
普段見ないコウのジャージ姿やプールでの水着シーンは良かったのに、アイキャッチの出来が酷い。今回のグロスのクレジットはA-Lineだが、スタッフ見ると実質制作はスタジオマーク。ちょっと画が荒れている。



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