さすがの東京MXも乳首解禁の反動か、今回は修正キツ目の「セキレイ」第11話。
誰かに怒られた制作側の自主規制かもしれないが、戦闘シーンでもアップのパンモロには黒い霧。半裸の結の胸は近景でしっかりガード、これでMBIよりも怖いBPOにも安心。
大詰めのバトル回に相応しくない慎み深さだが、地上波ではこれくらいが丁度良いかもしれない。
この話数で第1話の回想シーンにつないで結誕生の秘密を明かしつつ、結の鶺鴒紋消失へ持ってきたのは収まりが良いかもしれない。工作員に奪われたNo.88(結)を懲罰部隊にいたNo.08が救出し、自らの魂をNo.88に移したと考えて大きな間違いは無さそう。これで結が懲罰部隊の鴉羽と親しく「生き残り、最後の勝負をする」約束も得心が行く。
鴉羽の回想によると当時の懲罰部隊は2羽だけだから、ナンバーの若い灰翅や紅翼は結と対峙しても何も感じないのだろうし、鴉羽が現場に向かわなかったのも、これが「最後の勝負」の時だと思ってもいないからだと想像する。
そのあたりの伏線回収までは無理だろうから、次の機会に譲られるのかもしれない。
北の川の土手で待機する皆人たち。草野は道路橋で陽動、瀬尾たちは鉄道変電所の爆破、松は出雲荘でMBI監視衛星のハッキング。
でもゲームマスターの御中には想定の範囲内みたい。
行き詰まりかけた局面を打破するため、草野の救出と攪乱のため、松は隠していたバイクで走り出す。草野がバズーカで撃つ草のカプセルで混乱する街にMBIの注意を逸らす作戦。
しかし県境の鉄橋上で懲罰部隊の灰翅と紅翼。結と同じ近接格闘系の紅翼の攻撃「激☆震」や「粉☆砕」の演出が格ゲー風に大袈裟で面白い。紅翼の攻撃に対する結は弱すぎるようにも見えた。
次回予告では結の姿があったから単純に機能停止したわけでも無さそうで、その中身がNo.08なのかNo.88なのか、いずれにせよ紅翼や灰翅とは何らかの決着がつきそう。
月海は己の目的とセキレイとして葦牙への対応の狭間で揺れている。美哉の「先越されますよ」の言葉が月海の正妻争いに火をつけ、皆人のピンチに駆けつける(はず)
最終話前でも伏線未回収なのが、ユカリと椎菜ペア。草野の存在に気づき動く椎菜を、監視中の「南」の御子上のセキレイ達が追う。
鈿女は鉄橋上にいたから、「東」の指示で久能を狩るつもりか。
風花と焔は中立を保つか。
いずれにせよ最終話で一応の決着をつけるのだろう。
登場キャラの多さの割にシリーズ尺がいかにも不足だが、皆人ハーレム化とセキレイバトルの序盤から久能脱出計画でまとめるのは難しくなかったかもしれない。セキレイの発見の秘密やMBIの真相など掘り下げしなかったのもかえって良かったのだろう。もう1話、最終話を残しているが、吉岡たかをのシリーズ構成はまずまずだったと思う。シナリオも少し古く懐かしいタッチで好感が持てる。原作付き作品のまとめ方は相変わらず巧みだと思う。そろそろ神戸守と組んだ作品を見たいと思う。
絵はさすがのベルカ式。バトルパートの作監は斎藤良成だろう。もう1名の作監は小森篤。
演出意図があるのか不明だが、ワイドレンズ効果で画面端の結がデブになるのは怪しからんと思う。頭身のミスって事はないと思うが。
エンディングは「結追悼スペシャル」(死んでないと思うけど)、曲も結のキャラソン。



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