最終回に向けてシリアスに振った展開は悪くないと思うけれど、人間関係の伏線がザルだったから心理描写も薄くて、リトの悩みや周囲の心配があっさりしすぎている。これは演出の狙いかもしれないが。
少年ジャンプの「友情」「努力」「勝利」のキャッチフレーズから、大詰めになって「友情」だけ引っ張り出して最終戦のキーに持ってきたみたい。それで何らかの「勝利」が得られたとしても、宇宙一の男になるためのリトの「努力」など見せられていないから、一歩引いて見るしかない。
第一「宇宙一の男」などという課題が曖昧すぎて、努力の表現しようがない。
その最終戦ももっと工夫のしようがあると思うのだが、巨大ツル植物をかいくぐってデビルーク王の宇宙船にリトが到達するか、失敗して地球が滅びるのかの二択。
単に触手プレイを描きたかっただけなのではないか?ツルに捕らわれてあえぎ声を出すのは女性市民だけだし…
制作者自ら空気読まないから、シリアスに徹しようもなく、このノリがアニメ版「To LOVEる」の作風だと納得するしかあるまい。部屋を訪れた御門先生に妄想とはいえ欲情するリト。この尺は美柑や春菜に譲るべきが大人の配慮なのに、微妙な力のいれ具合で御門先生プッシュするのは解せない。
キャラ作画はダメ。ちょっと引くと明らかに怪しいし、アップもキャラ修が効いてない。
アイキャッチとエンディングだけは良い。
最後になってから唯の活躍が見られるのも皮肉だが、次回も頑張ってもらおう。
次回予告のララのナレーションは地球から去るかのようだが、騙しだと推測。
リトが春菜に「たどり着いたら、本当の気持ちを聞いて欲しい」と死亡フラグ的なセリフを吐くが、最終話では他のヒロインたちも参戦して友情の勝利だろう。
最後くらい綺麗にまとめて欲しいところだ。





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