どちらのヒロインも選ばない+「私たちの戦いはこれからだ」と、がっかりのループオチで終えた「To LOVEる -とらぶる-」最終話。
地球の命運を握るというリトの障害物競走も危機感薄く、サブヒロインたちの最後のチームワークを見せたかったみたいだが、なぜか服だけ溶かす触手の餌食で恥辱プレイ。
この結果だけで「宇宙一の男」とリトを認める構成に無理がある。
仮想的のラスボス、デビルーク王も迫力なし。
たとえばデビルーク王が恐妻家で、奥さんに叱られて仕方なくとかであれば変化も見て取れるのだが、リトの勝利を認めるにしても、こんなものかと思えてしまう。
リトとララのいきなりの結婚式。ララのささやかな、それでいて最初で最後かもしれない大胆な父親への反抗。ゼロから頑張ってみたいと地球人から記憶を消す展開は、悪くはないと思う。
最終回、少し悲しげに幕引きしてもよいと思ったのだが、そんなことを考える制作スタッフや作風ではなかった。
発明品の記憶消去ツール「バイバイメモリーくん」は不発。成功したと思っているのはララだけだったか…いかにもララらしい。
全くの新人として転入してきたはずのララに、学校の皆は忘れているはずもなく「これからもよろしく」エンド。
アニメ独自のインスパイアもなく、キャラの魅力を引き出せたわけでもない。宇宙人を登場させたアニメオリジナル回は、最大の勘違いインスパイア。
コミック原作があって、その「アニメ化」というタイトルだけのために製作したのかと勘ぐりたくなる、そんなシリーズだった。
アイキャッチと2クール目エンディングは良かった。
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