先に良いと思ったポイントだけ書いておこう。angelaの「Beautiful fighter」と、佐伯昭志コンテのオープニングくらいしかないけど。
本編の方は、ちょっとこれはどうかと思う「屍姫 赫」の第4話。
アイドル歌手の御咲君(みさきくん)、男ではなくて「御咲」が苗字で「君」が名。死んで屍となっても歌いたいという無念が周囲に事件を引き起こす。
ここまでは良いが、屍と知りながらもアイドル売出ししか考えないマネージャー、君によって殺された人間を密かに始末するヤクザ風の組織、君を屍と知ったマキナの行動を知らせる謎の男、君の生ライブへ行くオーリの友達などなど、話を膨らませるためのサブキャラは沢山いるのに、原稿用紙の桝目埋めのような尺埋めのような表面上の動きだけの、余りに薄っぺらい働きしかさせていない。
屍の無念さをもっと掘り下げていないから、単なる妖怪退治アニメになったのは残念だ。
これは構成の問題もあって、火事で死んだと噂のマキナの秘密の一部を、オーリを動かして山の廃寺に向かわせたり、手ごわい君の攻撃からマキナをそこにある自分の墓まで退避させたり、「契約僧」と屍の概念を景世に解説させたりと、視点がマキナ側の種明かしに分散してしまっている。
二兎を追うものは一兎をも得ず。
ギャグと言うか息抜きシーンも、景世のオタクコレクションをオーリの部屋に勝手に動かしたり、セーラー服マキナに景世をキックさせたりと中途半端さがツボを外している。
これは好き嫌いレベルの話だけではなくて、會川昇のシナリオの問題ではないだろうか。
役者の演技は相変わらずキャラクターを生かすものではないが、今話はコンテも作画のほうも良くないから低いレベルでバランスが取れている。
メンバー見ると feel.の制作回かな。てっきり第1期はガイナックスで回すと思っていたけど。
アイドル御咲君の役は飯塚雅弓。エンディング曲「眠れる星の蒼い砂」も飯塚雅弓。
絵コンテ・演出:佐々木奈奈子、作監:杉山了蔵・氏家嘉宏、アクションって程なかったけどアクション作監に相坂ナオキ。
次週からのレビューは、tvkかテレ玉、東京MXで見てからにするかもしれない。


COMMENT
同感です。
>本編の方は、ちょっとこれはどうかと思う
同感です。
残念すぎます。
ジブンは「見出し」3行作ったら
知らず知らずのうちに
まるまる物語ってしまいました…(呆然)。
ネタバレ回避もあったものでなく
内容が薄すぎて…3行。
まあ「縁」のお話 とか 「契約僧」とかの説明部分が
見出しに回らなかっただけでも充分かな、と。
>役は飯塚雅弓。エンディング曲「眠れる星の蒼い砂」も飯塚雅弓。
自分も[追記]で触れる予定でいたのですが
コチラが 本話回の制作意図でしょう、と。
もうコチラが「無念を孕みそう」というのが
偽らざる気持ちです。
Re:同感です。
契約僧のことなど語り始めたので、次回はそちらに向かうのかもしれないですが、中途半端で残念な回でした。捨て話数と諦めるのも中途半端。この屍姫の設定など良いポイントも多いのに、フィルムから伝わってこないのは当方の感度が鈍いのかと思ってしまいます。
伏線にしては他の僧や敵キャラの動きも雑然としていて、爽快感と言うとおかしいですがダークな話なりの絶望も救済もない序盤でした。
新曲のプロモ回だったと思えば、まあ、そうなのかも…