二次元オタクの妄想話を切り口にサイコ&ホラーファンタジーへつなげるのか「CHAOS;HEAD」
相変わらず居心地の悪さはつきまとうけれど、この第3話ではサブタイのごとくタクがサブキーキャラに出会う、伏線張りまくりの回。ここでもタクの幼時の出来事と現在進行形のコンタクトをザッピングしているから、わかりにくい事には違いない。
こうでもして他者に映る自分と時間軸を組み合わせて行動を炙り出さないと、この一見、二次元オタクを主人公に据える事は難しいのだろう。構成に苦労がありそうだが、それがどれだけの効果をもたらしているのか現時点では何ともいえない。
前話で将軍は自作自演とタクに指摘した優愛の活動は1回休みだが、彼女の部屋の写真立てにある写真、検索した「解離性同一障害」のキーワードを伏線に張った。
タクの幼児のバス転落事故は予知なのか、それを知る両親が参加させなかったのかわからない。それをきっかけに口をきかなくなったタクは医師の診察を受けている。その後の治癒経過は明かされていない。
それを思い出したタクが、今回は夢遊病を疑い当時の医師の診察を受けるが、医師も記憶ないしカルテもないのでは、当時の診察の記憶自体が捏造されたかすり替えられているのだろう。
看護婦さんが「いかにも」のオーラを発していて怪しさ十分なのだが。
将軍から送られた磔事件現場の写真を拡大した中に、逃走する自分の姿を見つけたタク。時系列から未来を予知していると確認したけれども、それすら怪しい。
「予知能力」から検索して、バンドのFESにたどり着くのは都合良い設定だけれど、そのインディーズバンドの歌詞がニュージェネ事件を暗示している。タイトルも「磔のミサ」と、いかにも。
そのボーカル少女は、図書室で神話を読んでいた生徒(あやせ)と同一なんだろう。剣のようなマイクスタンドは実像なのかタクの目にだけ映る虚像なのかすら不明。「その目誰の目」のフレーズを言うことからもFESは関わってくるのだろう。
そして渋谷109の階段らしき場所に立つ別の少女も剣を持っている。
焼却炉でゴミを燃やし、東京へ引っ越すという少女梢ちゃんも事件のサブヒロインなのだろうか。
タクのハーレム化が始まるのだろうか。でもサイコホラーハーレムは嫌だなあ。二次元の星来さんだけは裏切らないというタクの気持ちはわからないでもない。
三次元での癒しは妹の七海くらいしか残されてないけれど、義妹ルートはあるんでしょうか?いや、実はタクの妄想の二次元妹だったとか…
しかしオープニングにあるように、七海も剣を持ち変質する恐怖が残る。
第4の事件発生、ダイイングメッセージなのか犯人の挑戦なのか現場に残る「その目誰の目」の文字。ネットオークションに事件写真が出ているのも不自然だが、この出品者もタクの自作自演?
新キャラが色々と絡みそうだが、視聴者側をも疑心暗鬼にさせる脚本と構成はくせ者。似ていないけれども、ふと「忘却の旋律」の不可解さが頭に浮かんだ。






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