背信僧の登場や契約僧を失った屍姫ミナイの処分など、一番怪しいのは光言宗という組織ではないかと思え始めたが、話は相変わらず焦点が絞れないまま1クールの終盤まで来てしまった「屍姫 赫」の第10話。2クール目が本番なのかもしれないが、設定や伏線を散りばめるにしても、これだけ長いプロローグはいらないだろう。2クール目の「屍姫 玄」へのモチベーションもいっこうに高まらない。
パンチラもアクションも学園ラブコメも期待しないけれども、せめて人間と屍の業のドラマはきちんと書いて欲しいと思う。
オカルト好きで詮索好きな「お胸様」が登場しているが、乳ネタキャラ終わるのか屍となってオーリを大いに落胆させてしまうのかわからぬが、サブキャラの無駄な動きにシナリオと作画の労力が割かれすぎている様に見える。本線を盛り上げるほどの働きをさせてはいない、今のところは。
そろそろオーリが主人公らしく話の主導権を握るのかと思えば、そうでもない。意外に元気な景世が本山やら壬生貞比呂の喫茶店を探る活躍。
そのオーリは相変わらず巻き込まれ役で、事件のきっかけを作り最後は救われるだけの姿しか見えない。敵は数々現れども、解決した後の主人公の成長も葛藤も見えてこない。
お胸様にそそのかされて怪しい新興宗教の集会へ。肝心のお胸様は行かないのか。マキナは見せ場なし。
その新興宗教を襲った七星という屍集団と背信僧が手を組んでの展開になるようだ。敵といえどもキャラクターを掘り下げずに次々と繰り出し退治してお終いの子供だまし構成には共感できない。
1クールでまとまる話を、無理矢理2クールにストレッチしただけじゃないのかと思わないでもない。
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