最終話前の盛り上がりに期待された「CHAOS;HEAD」の第11話。
アレッ? 絵が酷いのは差し引いても、もたついた雑な脚本が足を引っ張る。
ヒロインも6人しかいないのに、今更ながらの中途半端な伏線回収に手間取っているのはいただけない。これまでタクの妄想と現実を中心に描いてきたから、ヒロインの掘り下げが浅いのはわかるけれども、セナが死に臨んだ父親を急に理解したり、優愛がタクに謝罪したり、急に七海が解放されたが右手が戻っていたり、ニュージェネ事件の犯人のナースが自殺したりと何でもいいから詰め込んだみたいだ。
梨深が恐れていたタクの覚醒もあっさりと、ディソードをその手に。
将軍=西條拓巳とタクの会話が長い割には、何故西條拓巳がそのような妄想の存在を生み出してまで野呂瀬と戦わなければならないか、ピンと来ない。彼の生み出した公式の結果であるノアIIを消し去るのが目的に違いないが、それも妄想と現実の交差する物語を作らんがために目的が目的化しているに過ぎない。
期待は大きくなかったが、こんなやっつけ仕事にはがっかりだ。刑事と妄想をすり替えて倒すなんて、何でもありじゃないか。最終話での野呂瀬との決戦もこんな具合なんだろう。虫が湧いてタクを襲うシーンは、ヒロインたちの献身的な応援を見せたかったのだろうが蛇足。最初からヒロインたちを引き連れて最終決戦に臨めばいいのに。もう星来さんの夢オチでもいいよ。
COMMENT
無題
謎が謎であった序盤だけが興味をそそり面白い内容でした。
あのまま超常現象の無いサイコミステリーとして走ってくれたら良かったのですが。
Re:無題
それは同感。原作から色々と拾って詰め込んでいるのかもしれませんが、取捨選択して欲しかったですね。
無題