結局は「どちらを選ぶの?」とヘタレ主人公に選択肢をまかせたものの、なし崩しでダブルヒロインハーレムエンドにしてしまった「あかね色に染まる坂」の最終話、第12話。
父親のかき消された言葉から、湊は実の妹ではないようなニュアンスを漂わせたものの、妹を選んだ時点で何も解決しない。一種の「戦いはこれからだ!」エンドで先送りにしてしまった。
感心はしないけれども、まあ仕方がないかとも思う。マルチヒロインマルチシナリオのゲームを原作にアニメ化するのは難しい。完全にアニメオリジナルにすれば、また違った展開も考えられるだろうが、原作者やゲームファンからは評価を得にくいだろうことも想像できる。







かつて「ジェノキラー」と呼ばれた準一が自らの過去の幻影と戦う形で、湊へ「好きだ」と伝える決心をしたシナリオは評価するが、少しばかり長い尺だったかな。
なごみのスパイ活動の真相もよくわからないのだが、サブキャラへの尺の配分もシリーズ全体を見るとバランスが悪い。お当番回が偏りすぎていた。もっともっと優姫と湊にフォーカスしたドラマを見せてくれると思っていたのだが、やはり原作のボリュームが薄いのか、製作者の企画が甘いのか。
元永・上江洲コンビでも、いかんともしがたかったか。「
らぶドル」当時のレベルまで戻ってしまった。
R-15のシナリオと描写が可能なら違った展開もあっただろう。製作サイドは、このシリーズを爽やかにしたかったのだろうが、ドラマの表面だけなぞって着地点まで進んだ。「月9」でもないし「大映ドラマ」でもない、狙いの中途半端さを感じる。



「瀬戸の花嫁」と「School Days」進行している時より、上江洲さん、疲れていない感じだったからなあ…
COMMENT
無題
ただ社会人としては、原作付きアニメの原作全てをチェックするのは厳しいのですが・・・。
Re:無題
この作品、ゲームは途中までプレイしていましたけど、アンインストールする決心がつきました。