ロザリオを大結界崩壊阻止に捧げ消えた表萌香を取り戻す月音の旅。たどり着いてみれば、ラスボスは萌香の父親だった「ロザリオとバンパイア CAPU2」は最終話の第13話。
友達の絆・家族の絆に、少年マンガのテイストを混ぜて描くラストは予定調和の大団円ではあるけれども、コンセプトは正しい。3期への可能性も無理なくつないでいる。
月音が向かう先にわらわらと出現する、ヒロインマザーズ。自分の娘の婿に月音をと、空気読まずにご執心なのは相変わらず。でも目的までの障害役として、この作品には相応しい自己中母たち。一応は母親たちよりは常識人に見える胡夢やみぞれを動かして、母娘の確執やら娘の精神的な自立やらを描いている。そんな難しいメッセージは秘めていないかもしれないが、そう考えておくとバトルやパンモロも必然の表現になる。
ほぼBパートだけで萌香の父がロザリオを渡すのは急ぎすぎだが、今まで萌香に接する月音の心境もある程度理解していたと思っておくことにしよう。最初から手加減していたり、人間嫌いと言いながらよく人間を知っている、娘二人の前では照れくさいシャイなバンパイア父なのだろう。
娘のために城まで人間がやってくること自体が試験で、バトルもロザリオを渡す儀式、娘を嫁にやる父親の照れくささ淋しさ隠しだと思うとわかり易い。
萌香から与えられたバンパイアの力が月音から開放されたことも許した理由か。
GONZO制作だが作監はファンタジアの藤田まり子、清丸悟、山内則康、李政權。
良いパートもあるけれど、残念な作画の方が多い。最終話くらいデフォルメキャラ多用で逃げないで、直球勝負して欲しかった。だがエンドロール見ると、時間がいかにも足りないような制作体制。第3期を期待するが、せめて第1期くらいの制作体制で、藤田まり子のキャラデを生かした作品になって欲しいと思う。脚本・コンテ・演出では大きな不満も無かった。
ロザリオとバンパイア アイドルカバーBESTアルバム
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