赤紗と七星に対し、内部の不協和音を響かせながらも光言宗の屍姫と契約僧のオールスター戦の幕開けを感じさせる「屍姫 玄」第2話。
屍姫となる前、生前のマキナと家族を殺した七星。その狭間がマキナの素質を見込んでいたかのような発言。それと同じ期待は景世もマキナに感じていたのだろう。屍として七星たちのように性(さが)を拠り所に生きるのか、屍姫として浄土に行く希望を持ち生きるのか、ほんの些細な差が二者を分けるのだろう。
前者の象徴として何もないまま屍となった、純粋な存在として北斗の強さを見せつける。後者の屍姫たちは現世利益に釣られて今を生きる存在にも見えるが、泥臭くも悩みながら人との関わりの中で成長してゆく。その点でマキナの心理を前期でもっと掘り下げておいて欲しかったが、表面的な描写に終始してしまったのが惜しまれる。
ミナイのスペシャル回は別として、他の屍姫たちも掘り下げが浅いまま七星編に入ってしまったのが惜しい。
未練に縛られつつも消化or昇華して進む転機がマキナに訪れた重要な回でもある。次からは本格的な七星戦が始まるのだろうが、温泉回のような予告に不安と期待。
今回の内容で第1話として構成しても良かったのではないだろうか。極論すると前期から通しての第1話に今話を持ってくれば、つかみは良かったに違いない。
長い長いプロローグが終わったと思えば、この先に期待も出てくるだろう。

COMMENT
重要話回に同感です。
>消化or昇華して進む転機がマキナに訪れた重要な回>
同感です。凄く意義のある話回のはずなのです。
「景世イベント」に続く2枚目(「水薙生イベント」を含めれば3枚目)のカードを切った、と捉える訳ですが…
なのですが…その辺はスパンっと斬れ過ぎたせいか…「滲み出してくるのはジワジワ」なのかもしれません…。
コメントにあたり作品該当貴記事一通り拝読し直してみましたが、
あの頃はキツかったですね…~6話辺りは…(遠い目)。
今後とも宜しくお願い致します。
Re:重要話回に同感です。
少し面白くなってきたと思いますが、イマイチ詰めの甘さが感じられて惜しいと思っています。工夫すれば1クールで仕上げられそうなのですが。
今後もよろしくお願いします。