オーリの知らない屍姫の未練と性を、異形のマキナを通して描いてくるのかと思わせたが、マキナは再び房へ送られ、その車の行く手を塞ぐ景世の姿で締めた。
今回のメインは、契約僧と屍姫の関係を、嵩征とイツキの回想を中心にオーリに話聞かせることに終始。
屍、屍姫とは、人間の業とは何かを多角的に描く努力は認めるが、景世とマキナ編はシリーズのベースとして必要だとしても、既に伊佐木とミナイエピソードをやり、この調子で貞比呂とアキラ、梅原とフレッシュなどの関係を全て並列で描いたとすると尺が足りないではないか。
他の契約僧の過去を鏡に、主人公オーリの成長物語に反映させる手法だとしても、淀みなく進めてもらいたいところだ。
単なる宿命と受け止めるのか、教訓を新たな関係(契約僧と屍姫)に消化して先に進むのか、オーリの描き方に注目したい。
作画はfeel.担当の回。いつもながら止め絵は悪くない。嵩征とイツキの高校編が「D.C.」に見えてしまうのは刷り込み効果なんだろう。


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