由綺と会えないのは最近だけかと思ったら、大学に入ってからほとんど会えない冬弥。そんな彼を試すような弥生さんの「ご褒美」の肉弾攻撃。美咲さんが冬弥のヒーローアンテナに送る、強烈な庇護欲覚醒電波。このお姉様たちが感じさせる「女」の情念に立ち向かう冬弥の「WHITE ALBUM」第6話。
今のところ弥生さんは職務優先、冬弥に由綺のデビューの邪魔をさせまいとするだけで、精神的なシンパシーはなさそうだ。
演劇の公演に向けての美咲さんは問題を抱えている。冬弥たちが入学する前からの演劇部の田丸との男女問題を引きずったまま、台本を書き衣装に小道具の用意まで奔走する。
衣装デッサンの意見を求めに訪ねた冬弥のアパート。由綺から冬弥への電話を眠ったふりのまま聞いた美咲さんは、冬弥と由綺の関係が続いていることを再確認している。それでも冬弥からの手伝いの申し出を断らないのは、純粋な期待なのだろうか。田丸からのセクハラのトラウマも残したままで演劇部にこだわる理由は、その繊細そうな表情からは垣間見ることは出来ない。
買い物帰り、切り返しカットに見せる二人の表情は恋人同士。
すれ違いざまに二人に気づいたマナが後をつけるが、美咲を冬弥の恋人と聞かされていた由綺と勘違いしたのか、それとも由綺が恋人だとの冬弥の言葉を嘘だと思ったのか定かではない。
デビュー曲のレコーディングに手こずる由綺。彼女の日常は歌。そして彼女の女神は理奈かもしれない。
その理奈も冬弥へのアプローチはあきらめてはいない。冬弥が出なくても、ヒマをみては電話をかける理奈。これが一発大逆転への伏線になっているような気がしてならない。
次回は冬弥のアイディアが窮地の美咲さんを救うのだろう。だが、その行動は誤解により炎上しそうな気がしてならない。覚悟なく首を突っ込んだ他人のトラブルは、自分のトラブルとなって返ってくる。
由綺を暗喩で「日常」と彰が呼ぶように、1年以上前までは冬弥の隣には由綺がいた。その日常が非日常となってしまったいま、彼の日常は日替わりだ。入れ替わり立ち替わりする女神たちが彼に微笑みかけなくなったとき、この冬の物語も終わるのだろう。
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