かなこが弄られる構図は変わらないのだけれど(桐の言い回しがうつってしまった)、ネタ回し・演出が「絶望先生」っぽくなってきた。安易な一段オチを避けて、ネタ一つで多段階でオチを重ねてくる。この手法をくどいと思ってしまうと、とたんに鼻につくのだが、それを感じさせずに寸止めに仕上げている。そりゃ、まあ、どちらも龍輪直征副監督だから、原作や脚本が違ってもアニメ仕様は似通う。特に今回はコンテ・演出とも龍輪直征だから当然かもしれない。
そんな「まりあ†ほりっく」の第10話は、Aパートは毎度のかなこを軸に、追試ネタからダークゴッドで締めたオーソドックスな展開。
中間試験から聖母祭を挟んで答案返却と結果発表の時期、かなこ的には衣更えで肌の露出が眩しい6月。SEがセミの鳴き声とは、視聴者を陥れる罠か。
茉莉花の本名と1年生だと初めて知ったとは、転入してまだ2ヶ月とは言えかなこさんは情報に疎すぎる気が。
ほとんど毎日会っているのに相手そのものを見ているのではなくて、瞬間的に脳内でキャラクター生成するかなこの能力を良く表現しているということだろう。
季節感や主人公の成長が重要ではないから問題ないだろうが、このペースだとアニメ1クールで、夏休み前までしか進まないのではないだろうか。水着回は無さそうですね。かなこのスク水妄想で終わりか。
Bパートは桐が困惑キャラでメインを張って、かなこが妄想と自己利益のみに終始して役立たずポジション。そんな脚本をサブキャラが回して行く展開は新鮮だ。
電車で見知らぬ男から一目惚れされた、桐の当惑具合が可愛らしい。サチや弓弦が次々に繰り出す対抗策と結果のキャッチボールの循環がスムーズだ。
穂佳の突然の無意味なツンデレもインパクトが大きい。
たまには腕の良いハンターから狩場を荒らされる、無能な変態百合少女にかなこを止めておくのも悪くない。
ところで大正浪漫あふれる、寮長先生が恋文を懐かしむシーン。ゴッドの実年齢は?
これが「第二女子寮の七不思議」の、知ってはならぬ7番目か。
![まりあ†ほりっく 第1巻 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51S%2B6%2B4TPgL._SL75_.jpg)
![まりあ†ほりっく 第2巻 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51QTgwnR5AL._SL75_.jpg)


COMMENT