フォロンとコーティの出会いの過去シーンから始まるアバン。
まだ5歳くらいのフォロンは孤児院で仲間はずれ。そんなショタフォロンに契約を迫るコーティ(大)だが、冷静に考えると幼児への強制キス未遂に見えなくもない。
本編は原作をほぼなぞっていて、トルバス神曲学院入学後のフォロンが進級につまずき、コーティとの再会を果たすまでのお話。学院時代のメインキャラも全員登場している。
Aパート冒頭の学院にズームする3DCGの処理が上手くなく、一昔前のゲームのようだ。
幼児のフォロンやペルセとプリネの双子など、小原充らしい表情を見せるところもある。「乃木坂春香の秘密」を思い出させるけれど。
全体で見ると第1話からキャラの統一感が薄い。原画のプロダクション、作監、作監補が数多く、総作監の修正が効いていない。今期も絵よりは役者の頑張りに期待するしかないかと、不安を覚える第1話だ。
コーティと再会した時のコミカルなやりとりはまずまず。
「人と関わっていくのは相変わらず苦手だ。でも、これから少しずつ変えて行けそうな気がする」とフォロンのモノローグで締めた。「夏目友人帳」みたいに思うのは、役者も同じ神谷浩史で脚本も同じく金巻兼一だからだろうか。
榊一郎原作、小説がGA文庫から、ocelotからキネティックノベルが発売されている。前期のアニメシリーズはオリジナルストーリーで構成されていたが、今期はそれ以前の始まりの話。
元々はキネティックノベルがそれに相当する内容になるだろう。この部分は文庫されていなかったので、アニメ第2期を前に「クリムゾンS」シリーズとして出版されている。
制作会社は銀画屋からディオメディアにチェンジした。前期は不幸な出来事もあり、制作体制が十分ではなかったためかひどい出来だったが、それはそれでネタにはなっていたようだ。それよりも広く深いポリフォニカワールドの説明もなしに展開したオリジナルシナリオが問題だったと思う。
ただ里見哲朗Pのラジオの発言からすると、今期も制作状況は芳しくなさそうだ。大体、彼がプロデューサーとして名を連ねる作品は状況がよろしくない。次回予告にも絵はない。
イベント時になかったオープニングはまずまず。楽曲に随分助けられている。
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