そらかけ3人娘はわだかまりから口論へ。ネルヴァリストへの敗北感より、各々が信じすがっていたものたちが目の前で崩壊して行く現実に心が折れたようだ。
一方で何も信じてなどいなかったナミは、ネルヴァルの「宇宙をかける少女」として揺らぐ事なく真直ぐに突き進む。ふと、ナミのピークが近いのではないかと思わせる「宇宙をかける少女」の第16話。
相変わらず一本道シナリオではなく、この先の展開にスクランブル処理をかけている。




久しぶりのスール学園とカークウッドの様子が描かれたが、ネルヴァルはここに新政府を樹立し、あくまで民意に任せて箱人間化を推進するようだ。
エミリオや生徒会一同はカークウッドを脱出し、ニーナや理事長と合流した形で、ここが反攻拠点にでもなるのだろうか。行方をくらましていた風音は月面のポッドでカップ麺をすすっていた。
サブキャラクターたちも忘れていないことを示して、画面は主役たちの話に移る。
ネルヴァルの前でも物怖じする事のないナミ。人型をとっているネルヴァルにも「姿を偽り気に入らない」と容赦が無い。
モデル引退以降、何も期待されず何も信じられなかったナミの純粋さがアレイダ(神楽)によって昇華したようで、清々しささえ覚える。秋葉たちが現実に打ち砕かれる脆さのシーンと対照的。
ネルヴァルの剣となった高嶺をあざ笑い、自分はモンスターになりたいと言うナミの行く先が心配なような楽しみのような。ヒールとして申し分のない存在だ。ナミのQT装着シーンは、光に包まれ全裸になるのはお約束、魔法少女モノと同じ。







木星軌道上に飛ばされた秋葉たち。ほのかの言うには、かつてレオパルドと共に眠っていた場所。レオパルドコロニーは地球に落ちていなかった。なぜか木星の周回軌道上にある。
慌ただしい中で置き去りにしていた彼女たちの心のわだかまりが口論へとつながる展開だが、堅物で真直ぐないつきを中心に据えたのは良いアイディアだろう。いつき自身も指摘されるべき動機がありながら、秋葉やほのかの理不尽な行動を責めずにはいられない。その後の激しい自己嫌悪の涙のシーンとの落差で上手く見せている。
ほのかにしても過去の経緯を知っていても言うに言えない、アレイダを神楽だと確信しても認めたくないような。長い間信じてきたものが壊れる現実と自己矛盾に涙する姿。
秋葉は深刻ではないにしても、3人の性格が口論事件とフォローシーンで現れている。
一番イタイのは、神楽に裏切られたと思い込み「秋葉も裏切るんだろう、女なんかに騙されない」とわめくレオパルドだが…
いや、宇宙船乗っ取り宣言を一同からスルーされるつつじがもっと痛い。
レオパルドコロニーに戻って新たな謎の展開の始まりか。地球近くまでに戻る秘策でも隠されているのかもしれない。




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