「宇宙をかける少女」第19話は、秋葉がアレイダに拉致された後のレオパルドコロニーの様子と、その秋葉がクサンチッペ内で直面する危機を、それぞれA/Bパートに振り分けている。
ネルヴァルが「誰か」を失った現在、白と黒、陽と陰の秋葉とナミを手中にして何を果たそうと言うのだろう。「歴史は私に何を求めているのか」と今さら自問するネルヴァルだが、問うに落ちず語るに落ちる。失ったのはかつての神楽なのか、他の「宇宙をかける少女」だったのか。







つつじ&ベンケイはキーキャラだと思っていたのだが、ネタキャラに過ぎないのだろうか。レオパルドにミラーを奪い返されている。レオパルドの弱り目につけ込んでミラーを奪った引け目を感じたり、戦いのスタイルにこだわるベンケイに対し、つつじはあくまでもリアリスト。この珍コンビの行く末も興味深い。
レオパルドコロニーでは住民対策だけでパニックの理事長も、風音の帰還で一段落。
しかしアキバの失踪現場に白チョークが引かれていたが、死体が有った訳ではあるまいし、どの基準で線を引いたのか。
いつきとブーミンコンビの入浴シーン、タコの触手に捕らえられるいつきのシーンはサービスのつもりかもしれないが、なくても良かったかもしれない。
クサンチッペコロニー内の秋葉は、大量に積まれた箱を目にする。クサンチッペコロニー住民=箱人間。目的は人間のノイズをフィルタリングし標準化パーツにすること。
確かにレオパルドコロニーで繰り広げられている、住民の不満や不平を聞くこともなく、インフラ整備は簡易になり、自警団なども不要だろう。
この住民への対応がブレインコロニー間の違いでもあり、前の争いの一因でもあったのだろう。
レオパルドがコロニーを棄てようとする気配が度々見られるのも、住民の扱いにヒステリックだからではないか。ちょうど理事長がパニックになっていたように。
内政もままならないのに、外交では敵と戦おうとする性格破綻ブレインコロニーでは住民の不幸が待っている。
箱に入れられた秋葉の運命と、選ばれし者と嬉々とするナミの明暗はどのように進むのだろうか。
体調に変化があるほのか、行方不明の「軌道喫茶えにぐま」、地球のフォン博士、ネルヴァルに取り込まれたままいいところなしの高嶺など、未回収の伏線を多く残している。






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