モデル事務所のS女社長の白鳥。セレソンとして彼女が果たそうとするのは美形男子の種の保存か。外国人ばかりそろえているように見えたが、日本人男子はいたぶられて「ギロチン」で切り落とされると。残念な運命の大杉君が目にかなってしまったところ。拘束マスクで後ろ手に手錠姿の大杉君。
「また同じかよ!」白鳥の下着姿に、つい毒づきたくなるのはなぜ?
多くのシーンに「ジョニー」だの「マグナム」だの男性器の隠語が使われ、それを意識させる演出も見られるが、自意識過剰なシナリオが滑っているようだ。この国のアニメ作品を覆う空気は、女性への暴行シーンはタブーだとしても、阿部定事件風な猟奇的シーンは斟酌ないようだ。
滝沢の方はショッピングモールを根城にしているが、そこに2万人のニートを押し込めてから海外へ送ったことなどを聞かされたりするうちに少しは思い出してきたのだろうか、ニートの楽園を目指すなどと言っている。
咲の大学のサークル名が「東のエデン」で、リサイクルコミュニティ。そして平澤とみっちょんが開発した画像検索エンジンも「東のエデン」と二重の意味を持つ。
今話は、咲を媒介にしてサークルメンバーと滝沢との出会いと協力関係を描き始めている。
ただ少し話のディティールを省略した感があり、滝沢のことを簡単に話しすぎる咲とメンバーの関係の深さが伝わってこないこと、滝沢の住居であるショッピングモールで不思議な無邪気さで振舞うメンバーたち、持てる者の義務を果たすためと言い平澤たちに簡単に協力する滝沢の単純さなどが気になる。そこに設定のギミックが隠されているなら納得だが、最初からこうなると決まっていたかのように障害なく進展して行く。







白鳥の「ジョニー狩り」2万人と滝沢の2万人ニート失踪事件と、符牒をあわせるかのように人数が一致するが、2万人のニートのジョニーを狩れば二人の目的は達成されるのに。滝沢が忘れているだけで、過去に実行された事ではないだろうな。
「東のエデン」メンバーが登場して、ヒロイン咲を掘り下げる一助になるかと思ったが、何もしない。引っ掛るべきところをあえてスルーして、別のフラグを生かすのがこの作品のシナリオスタイルのようだ。
次回はジョニーがピンチの大杉君の運命を軸に「東のエデン」メンバー、滝沢、白鳥が絡んだ展開になるだろう。


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