記憶を無くしたセレソン自称滝沢朗の過去探しの旅に、先の所属サークル「東のエデン」メンバーが深く関わりだす。「ニートの楽園」などという不可思議な理想に向けた会社作りでの協力。実現の暁には滝沢は彼らに与えるだけでたいした利益などないが、それもノブレスオブリージュの役割とでも言いたそうだ。
平澤たちは滝沢の過去と目的に興味があるようで、壊れた古いノブレス携帯の修理先として、京都の引きこもり変人、パンツこと板津豊を紹介してくれる。
板津と話を通すために、プログラマー同士のよしみに期待してみっちょんを同行させてくれる平澤だが、ちゃっかり咲も同行するのは自然な行動と見るか、滝沢のマグナムがみっちょんを撃たぬ様に監視(嫉妬)と見るか。
今回の京都では、買出し役でしかない二人。今回のところは…
「一張羅のズボンを風で飛ばされた」
それ以来京都の古アパートで2年間引きこもった板津。狭い部屋で「世間コンピュータ」なる代物を開発している(平澤談)そうだが、ネットをソースに天下国家を論じているだけのキング・オブ・ニートだ。
「迂闊な月曜日」事件以来の一連の関連を追いかけているそうだが、当事者のセレソン滝沢の挙げる証拠に、事件の関係者と気づいたか。壊れたノブレス携帯の過去の記録の解析ができれば、お互いのニーズが一致することになる。
京都に引きこもり、この微妙な空気の国の天下国家を論ずる九州訛りの板津は、幕末の尊王志士でもイメージしたのだろう。
「世間コンピュータ」がデザインする「ニートの楽園」はゾッとしないが、たった100億でこの国を解決できるはずもない滝沢にとっては、この奇人の妄想力と伝染力はゲームの上がりに近づくための強力な武器になるだろう。





滝沢の過去と目的に人一倍興味を持つのが大杉。ジョニー狩り事件では、酔って寝込んだ彼のバッグと携帯が利用されていただけで、お騒がせな存在。滝沢と白鳥が出会うことになったきっかけは作ったが、滝沢と咲の関係をより近づけた事件でもあった。
そんな大杉が嫉妬に駆られて、豊洲のシネコンに潜入。エデンのBBSに載せた滝沢の画像には多数の別名を知るものの書き込みが。滝沢を直接知るものが多かったのは、2万人ニート事件の関係か。
テレビシリーズも残り3話になり、滝沢の過去に両面から迫る展開だが、大杉の不幸臭は消えない。
「東のエデン」第8話の制作は、マジックバスのグロス回。
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