サブタイは人体実験で咲かなかった花「アンブルーム」と過去話とをマージしたのだろう。ハッコーとユンユンの故郷の村、UAウィルスに消された村で当事者たちが語り始める「CANAAN」の第9話。
ユンユンを拾って村に着くまでは一同の珍道中になるかと思えば、運命を背負った者たちのシリアスな展開。「蛇」のくびきから逃れても、固有のワクチンが切れたら死の運命。サンタナの独り言によって、「ファクトリー」へ行けば打開策がありそうな伏線。
ボナーにもなれない実験の出来損ないアンブルームが襲うが、ハッコーの発声により悶絶死。そのハッコーとフラグが立った御法川だが、それを確認したサンタナは自分がラングレー時代に犯した罪と向き合うと死亡フラグを立てている。
ユンユンとの再会も、マリアは淡泊な演出だが、ユンユンが死と直面する事実に驚いたというのが先なのだろう。アンブルームの死体を「撮れ」と御法川に促され、目に見える現実と隠された真実に切り込む覚悟は出来ただろうか、マリアは。
短いAパートの中にも、それぞれの運命を映し出している。














到着した村ではサンタナによるラングレーと「蛇」が組んだUAウィルス散布事件の真相、ラングレーを抜けた後にNGOの夏目と出会ったいきさつなどを中心に描き、背景では故郷を懐かしむハッコーとユンユンの姿。
一時静かだった画面もリャン・チーのヘリ空襲で騒然となり、リャン・チーを始末しようとするアルファルドがさらにヘリで登場。恥じらいもなく「愛」を連呼するリャン・チーとカミングスに興味を持ったか、翻意してリャン・チーの追撃はしなかったようだ。このアルファルドの判断は、大詰めでの波乱の種になりそうだ。
空爆のショックか、カナンは色が取り戻せたのだろうか?アルファルドを灰色、シャムと同じ色と言っている。気絶したカナンを「お前の本当の名は絶望だ」と言い残し、「呪われた花園」ファクトリーへ向かったアルファルドとの決着は、そこでつくのだろう。
アクション一本槍だと少し弱いが、事件と感情と過去が交錯するシナリオは岡田麿里の得意なところ。その脚本を「true tears」でのコンビ、西村純二がコンテに起こしている。
散らばった大きな伏線を回収し、終末へ向けて整理する手際の良さを感じられる話数だった。
チャイナ気分でハイテンション! (ネネ)TVアニメ「CANAAN」イメージソング集
COMMENT
無題
それでは失礼します
Re:無題
カナンが見る色と感情については伏線以前の問題なので、意図するところはこれからわかるのでしょうか。