まだ後半に入ったばかりの第8話だが、ずいぶん長くやっているような気がする。その割に話が進まないし、この先の盛り上がりの期待も薄いのはなぜだろう。
絵にはなっているけれども、色彩設定に見られるように淡いトーンでドラマに作り手の熱が感じられないのは致命的。これまで姿を見せた敵役も影の薄い存在で、心底憎みたくなる相手ではない。彼らと戦ってもカタルシスは得られないのは製作者も理解しているのか、次回は現代魔法(美鎖)と古典魔法(弓子)の仲間内バトルに持って行くようだ。







内通者というか美鎖の情報屋だと思っていたホワンが飛行機事故を仕掛け、留守中の美鎖の家から剣をコソ泥して美鎖と弓子の対決に伏線を引いたのだろう。
それを見せる過程がお粗末で、飛行機のコントロールを奪ったホワンと携帯を利用してコードを起動して巨大化したクマのぬいぐるみが墜落を食い止める現代魔法バトルは失笑だろう。シナリオもそうだけれど、コンテと演出で工夫しないことには現代魔法バトルはファンタジーにしか見えない。
こよみたちはコソ泥に侵入の隙を作るマヌケ者の役割。
今回は美鎖の過去回想やら、デーモン暴走の秘密に踏み込んで美鎖のお当番回ではあるけれど、こよみにメインヒロインのスポットライトが当たるのは終盤になってからだろうか。
それまではよくわからない現代魔法とデーモンの謎に付き合わなくてはならない。
現代魔法を見せたいにしては華のない演出で、こよみの成長物語とするには掘り下げが足りない。
クロスカッティングの多用は意図したものかもしれないが、複数のシークエンスを走らせる構成は、どうにもわかりにくい。







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