ギバルテスのゴーストスクリプトを召還し、炎の魔女ジギタリスの復活のため魔女のライブラリを入手しようと目論んでいるのがホワンなのだろう。お互い現代魔法使い同士、ホワンと美鎖の路線対立は現代魔法を普及させる手法についての革新vs保守の戦いみたいなものだろうが、あまり踏み込んで描いていない。
そのホワンの罠にはまりつつある美鎖のシリアスな方向へと話は進むのだが、相変わらず説明下手のよくわからない現代魔法。美鎖と弓子が戦う理由は、この場から立ち去らせようという美鎖の親切心なのか独占欲なのか、はたまた操られているのか、6年前からの現代魔法と古典魔法の使い手の根深い対立が再び火を噴いたのか、流れの中から汲み取るのは難しい。
詳細省略で大胆に構成するバトル回かと思えばそうでもなく、至って単調な対戦。「剣と化せ我がコード」の呪文一本槍な弓子の古典魔法には、もう少しバラエティを与えられないものだろうか。現代魔法が呪文詠唱もなく地味なので、古典魔法の使い手の弓子には、そのボディと立ち振る舞いの大きさでもっと派手に見せられるのではないだろうか。
今話はシナリオのボリュームが圧倒的に足りない。脚本は伊藤美智子。
こでらかつゆきの絵コンテと長岡義孝の演出だが、コンテ・演出でカバーしきれるものではない。苦し紛れに切り返しのカットを多用し、それも無意味に長く回している。背景のカット挿入も多く、パンとズームもゆっくり目に尺を埋める作戦。バトルシーンも長いだけ。
このテンポの悪さが今回最大の苦痛。








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