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妖狐×僕SS 第6話「考えるよりも」

「妖狐×僕SS」の第6話は、凜々蝶以上にコミュニケーションに難ありの髏々宮カルタのお当番回と言っていいだろう。
学院でのカルタの日常を、今回ばかりは心配する側の立場に立つ凜々蝶の視点で追っている。カルタと同時に、凜々蝶の日頃抱えているコミュニケーションの悩みを並行して追うことも忘れない。

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日が暮れた校内で凜々蝶を襲う妖怪が登場したアクションパートもあるのだが、全体としては登場キャラクターの心の綾を丁寧に拾っていくことに変化はない。
御狐神の出番は少なかったが、お節介で口数の多い夏目の紙芝居を凜々蝶に絡ませ、また凜々蝶のモノローグで彼女の感情の起伏はきちんとフォローしている。
口数が少なく、奇異な行動と誤解されやすいカルタについては、その凜々蝶がフォローする構図。なかなか見つけにくいカルタの素の可愛らしさを、凜々蝶が認識することで視聴者に伝わるというリレー形式だ。

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幼馴染の渡狸卍里もまた、彼の視点からカルタを描こうとしている。
彼自身のコンプレックスもあるのか、カルタに巨大骸骨に変化してほしくないと思っているようだ。ワルを自称するのも、力への憧れがあるからだろうが、そんな背伸びはカルタも望んでいないはずだ。
多くの生徒達がカルタを理解していないように、理解しようとしている渡狸や凜々蝶でさえもカルタを型にはめていたのだろう。凜々蝶が自らを振り返る時に、シンプルでピュアなカルタの姿が思い起こされるに違いあるまい。

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派手な事件が話を前に動かすのではなく、事象を受け止めたキャラクターの感情の起伏や人との触れ合いで変化した感情のうねりがドラマを進めていく。初監督作品ながら、多くの演出を手がけてきた津田尚克監督の匙加減は見事だ。
カルタスペシャルエンディングは、その津田監督の絵コンテ。ポップな中にカルタの素顔を感じられる、これだけで一作品となりそうな良エンディングだ。
でも、Cパートは無くても良かったかも。
本編の絵コンテは森田宏幸。

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