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小猫ちゃんは乳首を晒したままリタイア。意外にも早い敗北が悔やまれるところだが、フェニックス陣営とのレーティングゲームは佳境に入った「ハイスクールD×D」第11話。
他のリアス陣営の駒もあっけない敗北の印象だが、バトルオンパレードでは作画も大変だからこれくらいで切り上げるのが適当か。

フェニックスのハーレムを構成する下僕悪魔たち。その数は多く属性も様々だが、やはりバトルの中でしか描く尺しかないため、たいした掘り下げも出来ずに惜しいと思う。
彼女たちも加わった、一誠vs.フェニックスの学園ハーレムドラマであればもっと違う形になっただろうが、レーティングゲームでしか接点がない。次の機会に期待するようだ。




本来は真のハーレム王を巡っての一誠とフェニックスの戦いのドラマであってもおかしくはない。だがこれは原作シリーズの序盤から構成したアニメのようだから、リアスの婚約者フェニックスに対し、主のリアスを守る一誠の成長と戦いの物語。
一誠の目指すハーレムについては、第2弾のアニメ展開を待つしかないだろう。その点に限って言えばキャッチコピー「俺はハーレム王になる！」は未達成となりそうだ。
しかしこれまでのところ、サブヒロインとのドラマを絡めながらの王道展開は成功しているようだ。




一誠のブーステッドギアも体力の消耗限界。フェニックスの再生能力の前には歯が立たず、治癒担当のアーシアも昏倒状態では回復の術もない。今回アーシアの見せ場はアイキャッチだけだった。
フェニックスによって一誠がリタイアどころか命の危機にさらされたのを見て、リアスが白旗を上げた形でゲームオーバーとなったが、このままリアスとフェニックスの婚約まで進むかとおもいきや、次回最終話ではどんでん返しと新たなる戦いの幕開けが待っていそうな予感を漂わせている。