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Fate/Zero 第25話「Fate/Zero」(最終話)

「stay night」につながる「Fate/Zero」の最終話、第25話。
第四次聖杯戦争そのものを描くことも重要なのだが、10年後になぜ第五次聖杯戦争が引き起こされたのか、「stay night」での疑問点を理解する手がかりが散りばめられていた2クールだった。

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最終話は聖杯がもたらした厄災とエピローグなのだが、この1話だけ捉えるとやや説明不足かもしれない。
でもここまでの24話で、主人公切嗣が聖杯に託した願いと他のマスター・サーヴァントの戦いは描き切ったから、説明し足りないことはない。
説明しすぎることによって、既に世にある「stay night」に対してバイアスをかけてはならないということもある。

切嗣は報われないまま廃人同様となって「正義の味方」の座を養子とした士郎に譲った。
父・遠坂時臣をアーチャーと綺礼の裏切りによって失った凛には、その時臣を刺したアゾット剣が譲られた皮肉。
おそらくはアイリと聖杯の呪いによって切嗣と切り離されたイリヤ。跡を継ぐ者たちの因縁の伏線が描かれている。
桜を救う幻影の中で非業の死を遂げた雁夜だが、桜の蔑みの視線に気付かぬまま逝った皮肉。何も得られなかった雁夜だが、この聖杯戦争で最も幸せな結末を迎えたのかもしれない。龍之介とキャスターコンビも報われた死だったが、それまでの世間の代償が大きすぎた。そして未来に向けて最も前向きなのはウェイバーだろう。彼のその後を見たいのだが、「stay night」では語られていなかった気がする。

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第五次聖杯戦争にも参加することになるセイバーの救われなさと対照的に、聖杯戦争の意味を見出して、次の聖杯戦争に備える綺礼の愉悦に打ち震える表情が輝いている。
ビジュアルノベル原作のテイストを色濃く残した「Fate/stay night」の評価は色々あるが、この「Zero」を踏まえて見返すのも良いかもしれない。

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きれいにまとまっていました

  • by mkd(ピンポイントplus)
  • URL
  • 2012/07/05(Thu)20:47
  • Edit
すごくきれいな画と音に魅了されました。
続編もみたいです。

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