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同じ大塚舞のキャラデで「アスタロッテのおもちゃ!」と良く似た印象がある「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」。偶然かどちらもパンツ穿いてないキャラがいる。
GA文庫原作をアニプレックスが製作するのは珍しい。ちょっと無駄にアニプレックスに力が入っているのが気になるが、まあ見る方は力を抜いたほうがよさそうだ。

いきなりトラウマ持ちの主人公だが、父と母がそれぞれ愛人を作って家を捨てたという過激な設定。それゆえ恋愛を嫌い、効率の医学部進学一本槍で目指す主人公。
家計は伯母の冴子が支えているといったところだが、仕事が忙しく家庭的な雰囲気はない。
隣家の幼なじみ千和がメインヒロインだが、主人公の感想と同じで今のところ魅力なし。
受験勉強を邪魔するウザい存在でしかないのが残念だが、巻き返しはあるのだろうか？




むしろ帰国子女で美女タイプの夏川真涼のほうがメインヒロインらしさを備えている。
数多の男子生徒から告白されることを避けるためか、主人公の偽装彼女となることを一方的に宣言。結構腹黒いところもあって、主人公が断ることを織り込み済み。脅迫の手段として主人公の黒歴史、中二ノートを手に入れている。




真涼も家庭環境に問題があるのか、主人公とシンパシーを感じているようだ。
でも腹黒というか、毒を含んでいるので取り扱い注意。
主人公の中二設定は旬なので、他作品で飽きてきた感じではあるが、上手く料理してくれるだろうか？
まだ元カノや自称婚約者ヒロインもこれから登場するので、タイトルに偽りない修羅場となるのかうるさいだけで終わるのか、3話くらい過ぎないとわからないかもしれない。




ラノベ原作はそれほど覇権というほどではないから、浦畑達彦脚本といえどもそう面白くはならないだろう。キャラの可愛らしさと演出・演技で楽しませてくれれば良いと割り切っておきたい。