ロリペタ銀髪ツンデレの強力秘密兵器エメレンツィアを投入して久しいというのに、いまひとつピリッとしない。
生徒会のスキー&温泉話以降、シナリオが進んでいないから。
義兄ヨハンの命令に従いつつも護の天性の笑顔にデレ発生のエメレンツィア、護と絢子のイチャイチャ関係に楔を打つかと思うが、どうも歯切れが良くない。
キャラの性格付けからして押しが弱いので仕方なかろう。
もう少し計略をめぐらせて護を落としにかかるシナリオだとテンポが良いのだが。
そのシナリオも「賢者の贈り物」をなぞったもの。
既に絢子が護に内緒でセーターを編んでいたお話の裏焼き。
護が試験で良い成績を取り、絢子に認めてもらいたいがためのエメレンツィアとの秘密の特訓。
脚本の岡田麿里、省エネ執筆法で少々退屈。
Bパートでクリスマスパーティーの料理準備で護とエメレンツィアがキャベツ切っていたが、つい注目してしまうのは悪い癖。
仲良さげな二人を見て走り去る絢子を護が捕まえ、告白からファーストキスへ一気に持ち込んだ。
1クール目の最終回的なまとめ方。
護のビアトリスは絢子とともにいないと満足に発動しないような描写。
いよいよ魔王ヨハンが来日して、過去の因縁絡めて、またエメレンツィアと生徒会も巻き込んで戦闘シナリオになってゆくのだろう。
初っ端から出来の悪い作画。
練馬のアゼータピクチャーズのグロス。今までの元請作品は記憶がない。
ZEBEC、珍しいところ使ったような。
挿入歌は富田真帆「粉雪舞い振る公園で」
曲は上松範康(好き!)
編曲は久しぶりに聞いた、上松範康の義弟、藤間仁(もっと好き!)ストリングスに特徴がある。
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