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アニメのレビュー・感想中心に、アニメ業界の批評もしたり、ゲームレビューしたりしています

   

色づく世界の明日から 第13話「色づく世界の明日から」(最終話)

文化祭の賑やかさと達成感。祭りの後の寂しさを引きずっているけれども、彼らにはそれぞれの覚悟のようなものが浮かび上がっている。
瞳美と唯翔の生煮えのままの恋愛感情を消化させないで瞳美の送還儀式まで進んでしまったけれども、結ばれない事はタイムパラドックスの問題からわかっていた事。ただ瞳美の感情が最後の障害となったこと、そもそもは未来の琥珀がかけた魔法が瞳美の心と魔法能力の開放によりタイムアウトしたから半ば自動的に戻ることになったことなど、伏線とまでは言えないにせよきれいにまとめた感がある。

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まだ若い琥珀の時間魔法の実力では送り返せないことは未来の琥珀にはわかっていた。瞳美が戻ったあとに残された琥珀自身もそれに気づいたからこそ、おそらくは今まで以上に魔法の修練を重ねたであろうことは想像に難くない。琥珀にとって見れば過去へ送ったことは瞳美のためでもあったのだが、過去の自分への励ましでもあり贖罪でもある。

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瞳美との別れ際に将来の約束のような話をしたのは琥珀はもちろんだが、あとは千草くらいだったか。出会いに感謝の言葉はあったにせよ60年後の再会の約束はない。
戻った未来では魔法写真美術部一同からのアルバムがタイムカプセル代わりに用意してあったが、彼らとの60年後での再会はない。学校で胡桃とあさぎに良く似た二人組は彼女たちの孫に当たるのだろう。絵本を残した唯翔は墓の中だろうか。母親を探しに行くと言っていたから母親の墓参じゃないと思うが、いずれであっても意味はある。でも細かな種明かしをしない引きは悪くない。琥珀のお茶の相手の古本屋は瞳美の祖父だと思うが、いろいろと想像できる余韻はある。

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タイムリープやタイムパラドックスを詰めて考えると雑な設定も多い気がするが、これはSFではなくファンタジーだから考えないほうが幸せだ。青春群像劇の視点で考えるとサブキャラのドラマづくりが浅いのだが、1クールでは難しいか。思わせぶりな関係は少し省いても良かったのかもしれない。
楽曲については、やなぎなぎは何時も通りのやなぎなぎで安定していたし、ハルカトミユキは初めて聴いたが良かった。そして瞳美の環境と心境の変化につれ変わっていく石原夏織の演技は素晴らしい。
フライのキャラ原案だったが、アニメキャラデはよく落とし込まれていると思う。ガガガ文庫の「弱キャラ友崎くん」もアニメ化ありそうな気配だから、また出会えることを楽しみにしている。

色づく世界の明日から Blu-ray BOX 117才(期間生産限定アニメ盤)(Blu-ray Disc付)Marguerite フライ作品集

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