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週刊文春が伝える「少女コミック物凄いSEX描写」

何を今さらと思われるだろうが、週刊文春5/31号(5/24発売)では最近の少女コミックの過激な性描写をモノクログラビア見開き2ページ、特集記事4ページで伝えている。
読者層は40代前後、小中学生の親の世代向けになっている。

モノクログラビア頁で何誌かの中身
・僕は妹に恋をする(青木琴美) 電車内での兄妹愛撫
・甘濡れEve(佐々木柚奈) 図書室内での自慰
・甘い情事(佐々木柚奈) 海中での性交
・レンアイ至上主義(水波風南) ソファーの女性を愛撫
その他表紙のみ数冊

記事のポイント
・「少女に読ませたくない少女コミック雑誌」PTA協議会の調査では、1位「少女コミック」2位「ちゃお」以下「なかよし」「別冊フレンド」
・以前の少女マンガは「恋愛以前」を描くラブコメ
・「快感フレーズ」(新條まゆ)のヒットで市場のタガが外れた
・時代的には「プチセブン」などの過激なティーン誌が登場した頃
・雑誌・書籍の売れ行き不振が、少女コミックのエロ本化に拍車をかけている

編集部がやった事は
・書店に並ぶ少女マンガを片っ端から調査して、代表的な数誌の印象を列挙
・評論家の意見(さかもと未明、鈴木めぐみ、南信長、藤本由香里、武居俊樹)
・親子千人にアンケート
・集英社広報室、小学館担当者のコメント

以下、筆者コメント

少女向け市場は、少年向け市場を10年以上先取りしていると言う。
しかしこの問題に関して、少年向け市場が後追いをする事は無いだろう。
少年向け市場では直接的な性行為描写はなくとも、キャラに「萌える」代償行為で上の年代まで引っ張れる。
さらに青年誌・成人誌とセグメントが出来ている上に、監視の目も厳しい。
少女が「萌え」で性衝動を代替できるか、それはわからない。
少女向けの上がレディコミに一気に飛んでしまう供給側のセグメントギャップが解消されないと、少女コミックのエロ本化は止まらないのではないかと思う。

一応は小中学生の親に実態を伝えると言う体裁を取っているけど、なんだか編集部自身の言う「物凄いSEX描写」のあるコミックの紹介ではないか。
コミックのストーリーを語らずに、性描写だけ取り上げるのも興味本位で偽善的ではあるが、文春らしい。批判・警告じみた記事を隠れ蓑に、不況の出版業界に対する文春のマッチポンプでないことを祈る。

以下付録
記事に取り上げられたコミックのAmazonリンク、いわば文春セレクション。
購入に年齢制限はないが、少女たちの性描写に興味のない方のクリックはおすすめしない。
各作品の内容についてコメントする材料がないので、Amazonのレビュー記事でも参考にしてください。
僕は妹に恋をする/甘濡れEve/甘い情事/レンアイ至上主義/快感フレーズ/囚-愛玩少女-/ラブセレブ/禁断/楽園男子/げっちゅー/えっちぃ放課後/蜜×蜜ドロップス

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