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Kanon DVD 第5巻発売

原作ゲームでは舞シナリオと呼んで差し支えないが、個人的には京都アニメーション版は舞・佐祐理シナリオと呼ばせていただきたい。
そのシナリオもこれでお終い。
麻枝氏はどう評価するのか今回のオーディオコメンタリーでは判然としないが、佐祐理シナリオを膨らませなかったら舞のシナリオは痛々しい自作自演で終わっていたのではないだろうか。
その点のアニメの構成とシナリオは評価したい。

京アニの制作現場レポート
今回は動画と動画検査。
名雪などはキャラのテンポに合わせたり、アフレコ聞いて修正することもある動画。
あゆは左利きを意識したり、EDの雪中を駆けるシーンは、大きく手を振るように注意している。

オーディオコメンタリーは第15話を麻枝氏
食べ物ネタではかまどやと皿うどん屋と松屋。
・舞シナリオは、あゆと被るので伏線は全部後半に持ってきた
・Keyユーザーはアクション物を好まないが、(自分は)もうちょっと勉強しないと
・ゲーム作りは人数が増えるに従いやりづらくなる
・企画者はシナリオライターを兼任してはいけない(馬場社長も同意見)
・Keyの新人ライターは雑用も多いことに、思い描いていたことと違うと思う
・ゲーム作りは(自分は)根気、久弥はセンス
・久弥の場合はセンスとユーザーのニーズが一致した
・自分は同人もコミケも知らないから、(市場ニーズを計るのに)久弥が良いお手本だった
・Keyファンは多いが、Keyを離れたら自分にバリューは無い
・Mixiの自分のコミュに16人もいて感動した
・舞の自害シーンは賛否両論

相変わらず率直な人柄と何かしらのトラウマを感じさせる麻枝氏のコメンタリー。
特に久弥氏と比べると努力の人の印象が強いが、今回の市場からのフィードバックに無頓着とも思える発言から、ひょっとして久弥氏よりもセンスの人なんじゃないかと思い直した。
久弥氏は天才肌かもしれないが、反響を気にしてフィードバックする(それがセンシティブだとマイナスなのだが)のに対し、麻枝氏はユーザーからのフィードバックなしでここまで作ってきたのだから、印象とは違いセンスの人なのでは無いだろうか。
もちろんそのことが良・悪の評価につながるわけではないが、興味深い発言だった。
一応、今回が最後のコメンタリーだそうです。
発言を裏付けるかのように、リトルバスターズ!以後は企画・プロデュースに専念する方向のようです。

Kanon 5Kanon 5

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無題

  • by jiro
  • URL
  • 2007/05/04(Fri)14:28
  • Edit
wataru様どうもです!

麻枝氏のコメントの要約、とても興味深かったです。自分も周りも客観的に見れてホント凄い方。世に名が轟く方は一味も二味も違うなあ。

>企画者はシナリオライターを兼任してはいけない
これは何故なんでしょう?
作品を企画した人がシナリオ担当した方が、自分の意図が作品に反映されやすい気がするんですが。

兎にも角にも私は物を生み出す才能も無ければ天才肌でもないので、こうしたクリエイターさんを尊敬します。そんな方のコメントが聞けるとはおいしい特典ですね。

麻枝氏のコメントに対するwataru様の印象の受け方が非常に鋭いですね。
結果を見ると麻枝氏の方が天才肌っぽく見えます。

無題

  • by wataru
  • URL
  • 2007/05/04(Fri)16:30
  • Edit
jiro様、こんにちは。

補足すると、こうも言ってました。
「(開発が)大規模になると、クオリティチェックに奔走することになる」
「企画者はキャラとプロット作ってシナリオに投げること(が肝要)」

麻枝氏は企画者でありプロデューサーであろうとしているのでしょうね。管理者が作業をしてはイケないってのは企業では普遍的ですしね。
小規模な会社では兼任が普通でしょうけれど、Keyはもうその規模ではないと。

これには伏線があって、Kanonの時の久弥氏、CLANNADとPlanetarianの時の涼元氏、二人とも優れたクリエーターですが、納期や出勤など企業人としての評価は厳しいでしょう。一人に才能に頼る開発が企業の生命を危うくすることを麻枝氏も馬場社長も痛感しているからこその発言だと思います。

レビュアーとして企業人として、麻枝氏の姿勢とセンスは高く評価しますが、実は個人的には麻枝氏の書くシナリオはそれほど好きでもありません。

常に麻枝氏のKanonオーディオコメンタリーには久弥の名が出ますが、シナリオライターとしてのコンプレックスがあるのだと思います。
音楽とプロデュースへ自分の能力を伸ばそうとする麻枝氏のスタンスは好きですし、参考になります。

リトルバスターズ!は買う予定ですが、シナリオそのものよりも麻枝氏が過去3作のトラウマを乗り越えたのか見届けたいと思っています。

無題

  • by jiro
  • URL
  • 2007/05/05(Sat)12:11
  • Edit
>管理者が作業をしてはイケないってのは企業では普遍的
うちの企業の先輩さんがそのことについてポロリと愚痴をこぼしていました。どの方も上に行くとプレイヤーの心を忘れて、無理難題をふっかけると。

社会に出たばかりでまだまだ実態がわかりませんが、管理者だからこそ現場からは遠ざからない方がいいような気も少しします。

でも多分これは理想論で、実態を知ったら私もこうした考えを排除するんだろうなあ。

麻枝さんはストイックな方ですね。「CLANNAD」で素晴らしい曲を作曲しつつ脚本も担当し、更に今度はプロデュースですか。見習わないと。

>過去3作のトラウマを乗り越えたのか見届けたい
私はゲームの「KANON」と「AIR」に触れていないのでよくわかりませんが、「リトルバスターズ!」は私も楽しみです。

PS2で早く出てくれると助かるなあ。

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