見終えて憂鬱だが、書いてみる。
アニエスの復讐編はコルベール死亡であっけなく終わり、お互いの理解も和解もないまま誰も救済されない後味の悪さを持って、物語はいよいよアルビオンの戦場に向かうらしい。
原作から改変した揚げ句がこれでは、紅優監督の「戦闘よりもラブコメ中心で」と言うインタビュー記事も空虚に聞こえ、河原ゆうじにはシリーズ構成は早いのではないかとも思える出来。
アニエスのキャラ立ちのためか、学院襲撃事件よりも前に銃士隊を配置し、コルベールもルイズ様と才人も学院に残るように改変している。
ルイズ様と才人は先に前線に送り出し、襲撃でコルベール行方不明後にアニエスと再会させるほど尺がないのか緻密な構成が苦手なのか、アニエスの復讐劇をシリーズの前面で動かすからこのような不様な締め方をするしかない。
やはりラブコメを描きたいのであればルイズ様と才人を前面に出して、アニエスの物語はサブシナリオで裏に回すべきだった。
シナリオを絵コンテと演出がカバーするかと思えば、全くそんなことはない。
・悠長に紙風船爆弾の内職
・風船で目くらまし仕掛けられるほど敵も間抜け(食堂の外に歩哨を立てないのも変)
・人質の靴と服を脱がし逃走防止しない(エロ目的で言っているのではないですよ)
それでもAパートは詰め込んだから、一気に行ったもののBパートは失速。
コルベールが部隊長だと知った時の反応から、首のアザで背負われた記憶が戻ったところ、メンヌヴィルを倒し瀕死のコルベールに切っ先向けたところの演出は凡庸。
キュルケが特にコルベールを庇うでもないしコルベールも死んだから、この先の伏線を一つ潰した。
実は水の治療魔法でコルベールは生き返りました、などと超展開でもあったら絶対に許さない。
格納庫でのエピローグはコルベールからの才人宛ての手紙を引っ張り出してきたが、この先の戦闘で生きてくるのだろうか。
つじつま合わせのエピローグに終わりそうな気もするが、いずれにせよアニエスもルイズ様も才人も心のやり場のないままに戦闘の終末へ向かう。
インタビュー記事では7万対1で締める様だが、締まるのか?第3期前提のエンドにするのだろうか。
製作の先見性のないまま、1期も2期も終わらないように願いたい。
「ゼロの使い魔 双月の騎士」オリジナル複製原画(ゼロのルイズVer.2) ※初回生産特典付き

COMMENT
コルベーヌの責任感
実はコルベールが首謀者で、
実験のプロジェクトの
ためにアニエスの村に魔法を掛けて、
炎の海になった村に一人の少女
(少女時代のアニエス)が立っていて、
彼は鱗れみの勢いか彼女を抱え、
村から連れ出し、
今日となっても、
敵が火炎放射でアニエスに
とどめを刺そうとしたが、
コルベール先生は彼女の盾になり、
アニエスが「我が祖国の仇の手下め!」と
才人から借りた剣で敵にとどめを
刺したシーン、
あっけない最期でしたね。
奴に続いてコルベーヌ先生にも
「首謀者め!」と戸惑いながら
とどめを刺そうと思ったが、
彼がアニエスの盾になった後、
苦しむのを計算していましたね.
こりゃ、
1・相手の祖国を焼却。
2・相手の両親を焼死。
コルベーヌ先生は
これらの責任を償うために
自殺覚悟でしたね。
アニエスは
「自殺なんかしても
他人に自分の墓石を白い目で
見られるほど、貴様の罪は
永久に消滅するものか!」と
自分の手でとどめを刺そうと
思ったが、
コルベーヌ先生にゆっくりと
先立たれてしまいました。
これじゃ、首謀者の最期に
しては、「事件は迷宮入り」
でしたね。
それでは失礼します