トリステイン軍が進駐した、シティ・オブ・サウスゴータの新年の風景。
サブタイは原作の第7巻から採っている。
ゼロの使い魔(7) (MF文庫J) (Amazon)【 最終回への伏線ネタバレを含むので、ご注意ください 】
ギーシュたちの前線の様子や、クロムウェルはアニメでは退場してしまったからシェフィールドが操るアルビオンの設定などを除いては、ほぼこの7巻のエピソードに準じている。
最終話の伏線を張る重要な回だが、大詰めで細かなエピソードも拾ったり慌しい感じもする。
それでも絵コンテが悪くないから不満も少ない。今回の絵コンテは福田道生と紅優。
いまさらだがアニエス編を引っ張らずに、ここを目指して構成していればと思う。これで最終回にアニエスの活躍と救済がなかったら泣く。
アンリエッタの指令で首都偵察を命じられたルイズ様。回収されたゼロ戦は才人が弄っても飛べないからジュリオの竜に騎乗するルイズ様。
アニメではキザと厭らしさ3倍のジュリオだから、原作はジュリオの後ろに乗っていたのに前に乗るのがそこはかとなく不安を誘うコンテ。
最近の原作では平らなタバサにも目覚めたが、この頃の才人はシエスタ・アンリエッタ・ジェシカの胸にフラフラ浮気しているとは言え、ジュリオを当て馬に使う演出は程々で。今となっては、中の人が誠と同じなのはナイスキャスティングかもしれない。
そんなジュリオにも、最終回では重要な立会いの役回りが訪れることを願う。
ルイズ様の「にゃん」とシエスタの「ぴょん」、スカロンの出張酒場のシーンは原作に沿ってはいるが、割愛しても良かったかも。
ただし、殺されたと思ったら生き返っていたと戦場の体験を語るギーシュの話は、最終回のテファへの伏線だから重要。
「本当の恋敵はジュリオじゃなくて姫様」って才人のセリフの演出は変じゃないか?
シエスタが才人に渡す眠り薬は重要なアイテムだから、これを渡すシエスタの心情と、名誉と戦争のルイズ様との葛藤に悩む才人の宿屋の一夜は、もう少し掘り下げて欲しいところ。
出番の少なかったデルフリンガーにも、最終回の前に前フリを多くさせてる。才人の心情を汲み取る相棒の活躍が期待される。
シェフィールドが水源にアンドバリの指輪で魔法を仕掛け、トリステイン軍の内乱、そして最終回のアルビオン軍の反攻へと向かう。7万対1の伏線は全て整った。
第2期の構成には散々文句も書いたが、締めくらいはキッチリと泣かせてもらいましょう。

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