魔法王国の事件が片付いた後の人間界では平穏な日常、いや大学受験のための厳しい?日常を描いている。「なんとマトモな最終回」とAパート見ている時には思った。
萌杉大学入学を目指しての受験勉強の日々も、女キャラ同士見つめあって頬赤らめる百合カットが多く、微妙に間も悪いが演出に行き詰まったかな?
そして前回からのお約束、魔法少女ではなくなったいんくとすみの「手動変身」またの名を「コスプレ生着替え」はシーンは忘れない。そんな制作スタッフのこだわりを見た。
こだわりと言えば、廊下でナオ君と話すいんくの絶対領域を、ややあおり気味のフレーミングは個人的に賞賛。
「特典を変えただけで中身が一緒なんてメーカーの陰謀以外の何物でもない」インク先生
この流れでBパートも、無事萌杉大学入学後のエピローグでまとめてきた、はず。
アイキャッチがヤバイですけど。
アリスは相変わらずアイドルやってるし、なーくんと「人間界に来て良かった」と街を見つめて綺麗な流れ。
しかし、かーくんのツッコミ通り、商店街を歩くあーくんと「元気の家」の病気のオヤジのシーンは昭和スポコンアニメ(巨人の星やあしたのジョー)のノリで、唐突に尺埋めネタかと思わせるが、この作品なら笑って許せる。またしても「ぽてまよ」がポスターでゲスト出演。
最終話最大の衝撃は、「まじかるミオ」vs「まじかるシズク」
前話のアイキャッチで澪ちゃんは「コミケ行ってもコスプレしません」と宣言していたが、先輩たちが魔法を失ってコスするだけになった今、高校生になった澪ちゃんは本当の魔法少女になっていた。
魔法少女は育てなくても、勝手に受け継がれていたのは、旧来の魔法少女アニメへのアンチテーゼだろうか。
澪ちゃんの変身バンクまで用意して、ムダに気合いが入ってる。この制作努力を賞賛するのがオタクの矜持。
ミオが従える淫獣は「だーくん」
ダンディ=魔法王国王、こんなところで油売っていていいんですか?しかもあーくんよりもかーくんよりも涎も鼻血もパワーアップしてるし。ちょっと交替してくれませんか、澪ちゃんの淫獣役。
「パンチラって英語でなんて言うのか超気になる」だーくん
第2期かスピンオフ作品でも作りそうなノリだな。
エンディングはスペシャルで大学キャンパスのナオと、幼児的な転び方のいんく。今話で何回転んでぱんつ見せていた事か。ママさんも転んでたけど。
小学生みたいな高校生が、小学生みたいな大学生になりました。これで18禁も大丈夫ですね。
もえたんコーナーは「もえたんのアフレコは朝10時からやってます。正直眠いです」
いわゆる「あさ10」の収録ってやつですか。
貼り紙は「やった!やっちまったよ…」「え、もう一本やんの!?」「ROBO、すか…」
DVD特典でも作るのでしょうか?しかもロボ?
制作のアクタスは編集屋さんのイメージが強いのと、関連のカラクに良い印象がないので警戒していたが、1話飛ばしてしまったのは伝説になってしまった。スケジュールの余裕ある体制と、それを守れるスタジオでやって欲しいところだが、低予算(多分)の割にはネタと萌えとオバカな構成で大健闘した方だろう。
決して主流にはならない路線だが、製作・企画側は欲張らずに、このようなすき間路線で工夫して欲しいと思う。ただ、あまりロリに振ると国際情勢は厳しいので程々で。


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COMMENT
無題
>いんくの絶対領域を、ややあおり気味のフレーミングは個人的に賞賛
さすがは同志。私と反応する所が相変わらず同じでホッとしました。
>澪ちゃんの変身バンクまで用意して、ムダに気合いが入ってる
総集編を入れた時はどうしようかと思いましたが、ここまでやってくれた事に拍手喝采です。
今期の魔法少女モノはこっちがメインでファイナルアンサーな出来でした。
本作最後であろうトラックバックさせていただきます。
Re:無題
>>いんくの絶対領域を、ややあおり気味のフレーミングは個人的に賞賛
>さすがは同志。私と反応する所が相変わらず同じでホッとしました。
あのアングル・フレーミングが好きなんですよ。School Daysでも同じようなカット多用されていましたので、眼福でした。
予算少なそうですが、よくやったと思います。
DVDで第1話見ましたが、インクの変身バンクで黄色のリボン取れてないんですが…
全部取れると思ってたのに残念ですが、それでも全巻揃えてしまうと思います。