前話で登場したエコーがキザーロフに語る形で、国王マイステルと王女プリンセアの行方不明事件とアーラ・グラディウスと共に天から降りてきたハヤウェイの過去などを少しづつ視聴者に明かし始める。
TVアニメ「プリズム・アーク」は第1話がいきなり最終回スペシャルな構成だったから、これらの伏線を回収しつつ第1話にリングのようにつながってゆくのだろう。
マイステルはエコーの子供らしいから、豊満なボディのエコーも結構なお年では?
前話から動いているテレサのシナリオも過去の因縁へと一気に遡り、まずはプリーシア捜索の華鈴教官が教会でテレサと対峙。こちらもエコーの昔語りでは、孤児たちをサブルムに連れ去っていたシュバン教会の事件の首謀者はテレサではなく、彼女はむしろ被害者。
テレサの回想では、テンペルリッターの討伐で死んだと思われていたテレサは一部の子供たちと逃れていた。実験室のようなところで見たものは、子供を使った「天使」の培養か何かだろうか。
洞窟の中で空腹の子供たちのために祈るテレサだが、この一連の経過の詳細が省かれているので、何を祈ったか、また何故彼女が教会を隠れ蓑にしながらも信仰を捨て神殺しを企てるのか、いまひとつ伝わってこない。
クロスに戯れるテレサの演出はちょっと雰囲気に合わないが、テレサからシスター・ヘルへの変身シーンは力が入っている。
トドメをさすよりも、子供の作ったクロスをテレサに受け取らせようとするプリーシア。
そこへ天使を斬ったハヤウェイを探して、黒騎士登場。
シスター・ヘルとのバトルも黒騎士とのバトルシーンにも、変なタメは作らずに一連のアクションで流しているから、実時間は短いものの圧縮感は少ない。
プリーシアのペンダントに反応した黒騎士の回想、倒れたプリーシアの「陛下‥」のつぶやきから、黒騎士は何らかの事件で仮面に捕らえられたマイステルってことで良いのだろう。
学園の生徒たちがプリーシアたちを迎えに来た引きが曖昧で、倒された黒騎士やテレサの画が無いから、まだ先に伏線を張ったままにしたのだろうか。
黒幕はテンペルリッターのジュダスだと示唆して、エコーはキザーロフの元を去っている。
今回は華鈴の表情作画に特徴があったが、ガイナックス(クレジットはGAINAX)のグロス制作回。
原画クレジットトップに佐伯昭志の名前も見えた。
脚本:ほそのゆうじ、絵コンテ・演出:山口頼房、作監:斉藤良成、野田めぐみ、齊藤寛




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