「ご愁傷さま二ノ宮くん」は1クール放送らしいが、富士見/角川にしては珍しい気がする。過去の回想シーンを頻繁に挿入しながら、この第10話で修学旅行後編を締めて、残り2~3話で収束する雰囲気になってきた。
奥城たすく、いろりは兄妹だと思っていたのだが勘違いのようで、奥城一族に属し、たすくは幼児時代の因縁で二ノ宮峻護を恨み続けているらしい。同時に真由を篭絡し、サキュバスの力を手に入れようとしているような行動をとりつづけている。
いろりの方は二ノ宮くんを手に入れようとしているようだが、忍者集団のような奥城一族の思惑があるみたい。いろりのキスは二ノ宮くんを脱力させる能力があるようだが、やはり特異体質の持ち主らしい。
修学旅行の京都という奥城一族のホームで、二ノ宮峻護たちは逃げ回ることになる。
異常能力集団の因縁は、幼時に遡る子供同士の諍いに始まっているようで、回想シーンでは二ノ宮・真由・麗華・いろり・たすく全員が同じ場所で何かをめぐって喧嘩していた事になる。
その事を二ノ宮峻護は覚えていないようだが、彼女たちの出現で彼は覚醒しつつある。
涼子と美樹彦の彼に対する「特訓」も、その記憶と能力を覚醒させるためのものだったのだろう。
特異体質のグループ間対立が、この作品の中心にあるのだろうか。それをお色気シーンでコーティングしているだけ?
自由行動の日、消極的な真由も意を決して二ノ宮峻護をいろりから奪還。ついでに麗華お嬢様も一緒に京都観光へ。奥城の忍者集団に襲われるが、クラスメイトに日奈子、保坂としのぶ、なぜか涼子と美樹彦も助太刀に乱入。
いろりが二ノ宮くんを好きだと勘違いしたままだった、たすくの甚だしい勘違いオチで、いろりはたすくのことが好きだったと、キス。このべたなオチがマジだったら激しく萎える。
帰りのプライベートジェットで突然に麗華の暗黒面発動。しのぶを飛行機から排除した保坂は知っているのか、その麗華のサキュバス覚醒を待っていたのか、何らかの真相を隠しているみたい。
二ノ宮の屋敷では「ごめんなさい、さようなら」の書置きを残して真由失踪。
朝刊紙面には、涼子と美樹彦のテロリスト扱いの記事。特殊部隊が進入して二ノ宮くんを拘束して次回に続く。
さて真相は3択だとどれなんだろう?
1.実は奥城一族の執拗な作戦行動
2.覚醒した麗華の北条コンツェルンの罠
3.今まで通り、涼子と美樹彦による特訓のネタ
終盤はシリアスに展開しそうだけれど、釣りじゃないかと思う。
今話は、アド・コスモとフロントラインの制作協力クレジット。

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