攻龍艦上でのクリスマスパーティーに出現したワームからは、生き別れの音羽の弟、優希が。
ようやく佳境を迎えた「スカイガールズ」第23話。
伏線を張っていたのか単なるエピソードか曖昧で漠然とした過去の構成から、ようやくここまで漕ぎ着けて来たが、そのエピソードも女子キャラが浮き立っていて大戦後の時代背景の重さが感じ取れない。
ワームの出現の謎、アイーシャの父の研究と過去、そのワームとアイーシャにDNAが似た音羽と優希の秘密がクロスするところに話は収束して行くのだが、話数を費やした割りにはサブキャラの掘り下げが不十分だったため、どうにも盛り上がらない。
瑛花の父親との確執は次回にフォローされそうであるが、可憐とエリーゼのエピソードまで拾ってまとめることは難しいだろう。事件解決後のエピローグで触れられれば良いほうだろう。
優希の出現に動揺した音羽を止める、他の機体の動きはCGだが動きに違和感がある。直線状に動く飛行シーンや戦闘シーンでは気にならないが、複雑な動きでは2Dとマッチングしない。
演出面でもブリッジでファイナルエンカウントの秘密を聞かされた音羽のリアクションは過剰で、モブのように動かない他キャラから浮き上がってしまっている。
ワームの巣ネストの位置をアイーシャにコネクトして伝えた、優希の姿をしたワームのメッセンジャー。
シューニア改に乗せた音羽を単機で叩く作戦に、ビックバイパーとの共同戦線。やはりビックバイパーを最後に活躍させたいようだ。
その特訓を前に音羽のMOLPが低下し、飛行不可能に。次回はアイーシャが飛ぶことになるのか?
不器用に慰めてくれたアイーシャの想いを乗せて音羽が復活するのか、盛り上がってきた。



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