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BLUE DROP ~天使達の戯曲~ 第13話「Rosmarinus」(最終話)

異星人(アルメ)の地球侵略の下で繰り広げられる少女たちのドラマも最終回。
学園祭の打ち上げ花火とBLUEの対空砲火に象徴し、学園祭のとアルメ侵攻が同時に侵攻してゆく。
シバリエルの艦隊4艦に対抗するBLUE単艦はツバエルが迎撃に奮闘中。エカリル(萩乃)に感化され人間くさくなったツバエルは、萩乃の想いを汲み学園祭が終わるまではと、3艦を倒すものの騒動で学園祭の舞台は中断。
自らの正体を明かし、萩乃は舞台衣装を脱ぎ捨て、マリに「さよなら」

動力不足で防御シールドを失ったBLUEに迫る敵編隊。その制御を乗っ取り、真の敵シバリエルに向かうアザナエル。
発進するBLUEを追って、芝居のセリフに乗せて思いを伝えるマリ。
ジェノサイドモードに切り替え、全てを焼き払う準備のノヴァールに対抗策無く危機のアザナエルの前にBLUEが転移し、直前にツバエルをシューターから射出していた萩乃はノヴァールと刺し違える。

勝ち目の無い戦いの萩乃だが、シナリオはいかに勝つかよりもいかに戦い散ってゆくか。
萩乃とマリが結ばれる単純ハッピーエンドではないが、滅びの美学好きには納得できるエンドだろう。
結果の幸・不幸だけで評価されるべき作品ではなく、行いの幸・不幸の側面で見ればメインキャラはハッピーエンド。しかしアルメ侵攻後の地球人の苦難を考えると、菅原先生や生徒たちのその後がハッピーだったとは言えない予感を、上空に浮かぶ侵略艦隊本隊の姿から想像できるところに余韻を感じる。
そんな積年の想いを30年後のミッチーに託している。

TVアニメーション「BLUE DROP ~天使達の戯曲~」本編は、コミック連載中の「BLUE DROP ~天使の僕ら~」の10年前、アルメの先遣隊が調査に訪れた後、艦隊本体が侵攻するところまでを描いて終わった。
アニメのエピローグは、侵攻から30年経過したシーン(第1話と重なる)にジャンプしたから、連載コミックの時代も飛び越した事になる。
国連使節団の団長は30年後のミッチー。アルメ母艦へと交渉に赴く手には30年前に散った萩乃(エカリル)と少女たちの想いを抱いて、「オルレアンの少女」の台本が握られている。
アルメと地球人の和平交渉のようだが、そう容易ではない予感も漂う。
アルメ本隊の侵攻後に無事だったとも思えないのだが、シャトルのパイロットはツバエルで、護衛機パイロットはアザナエルか。姿は無く声だけだが、アルメは年取らないんだったか?未だ現役なのか。
若竹マリのその後は不明だが、萩乃との子供をどこかで静かに育てていると脳内補完しておく(アルメは女性間生殖、人間とも可能)

アニメ第二期は「BLUE DROP ~天使の僕ら~」でもオリジナルシナリオでも、どちらにでもつなげる事が可能な終わり方だった。キャストは地味だが実力者ぞろい。この作品でも沢城みゆきは良い仕事していたし、後藤邑子演じるツバエルもキャラが途中からキャラが立ってきて面白かったし、最後の彼女たちの戦いにも惹きつけられた。
派手な作品ではないが地味ながらも良くまとまっていたし、吉富昭仁の世界観がブレずに表現できていたと思う。次回作も期待する。

BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.1BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.2BLUE DROP―吉富昭仁作品集 (電撃コミックス)BLUE DROP-天使の僕ら 1 (1) (チャンピオンREDコミックス)

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